「もっと打っていれば…」富山工主将 3ランよりより後悔の念

[ 2012年8月11日 16:36 ]

<宇部鴻城―富山工>3回表、3ランを放ちガッツポーズで三塁へ向かう富山工・荒城

第94回全国高校野球選手権1回戦 富山工4―5宇部鴻城

(8月11日 甲子園)
 サヨナラ負けを喫した富山工の荒城主将は涙が止めどなくあふれた。「自分がもっとチャンスで打っていれば…」。3回に左越えに3点本塁打を放ったが、1回2死三塁で空振り三振に倒れるなど、後悔の念の方が強かった。

 甲子園は「本当に楽しい場所だった」と振り返る。最後は二塁手の失策で決勝点を許しただけに「守備をおろそかにしていた部分があった。もっとしっかりやっておくべきだった」と守備用の手袋を着けた左手で目頭を押さえた。

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2012年8月11日のニュース