西武のカーター大統領 4打点!首位ハムに2・5差

[ 2012年8月11日 06:00 ]

<西・日>先制3ランを含む2安打4打点の活躍を見せた西武・カーターはファンとタッチを交わす

パ・リーグ 西武7-1日本ハム

(8月11日 西武D)
 よっ、大統領!西武・カーターのスタンドに向かっての「バンザイ」は、どこかぎごちなかった。それでも笑顔に充実感が漂う。首位・日本ハムから7点を奪い圧倒。3位ながらゲーム差は2・5だ。渡辺監督は2安打4打点の助っ人の活躍を勝因に挙げ「ウチのポイントゲッター。打席での集中力があるし勝負強さを持っている」と絶賛した。

 初回だ。2死からヘルマン、中島の連打で一、二塁。カーターは初球、外角高めの143キロカットボールを強引に引っ張り右翼席へ運んだ。先制2号3ラン。「最初から高めが来たら全力でスイングしようと思っていた」。4回2死二塁では真ん中高めのカーブを左翼線へ落とし、ダメ押しの7点目を追加。得点圏では25打数12安打15打点、打率・480。無類の勝負強さを発揮している。

 開幕前の右膝の内視鏡手術で出遅れたが、今や左膝痛でスタメンを外れる中村の穴を埋める存在だ。8日のロッテ戦(QVCマリン)では9回2死二塁で左中間へ起死回生の同点二塁打。中堅を守っていた名手のロッテ・岡田は「ある程度球種とコースで打球を予測できるけど、カーターはできない。気持ち悪い打者」と困惑。カーターは「毎打席、どこ(の方向)に打つか設定してやっている」。名門スタンフォード大卒のエリートは、自己流の極端な決め打ちで結果を出している。

 「打つべき人がチャンスで打つ。チーム自体に勢いがある」と渡辺監督。最大11ゲーム差からの大逆転Vをくっきりと視界に捉えていた。

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