宇部鴻城 9回サヨナラ勝ち!富山工との初出場対決制した

[ 2012年8月11日 15:06 ]

<宇部鴻城―富山工>9回裏宇部鴻城1死二塁、金丸のゴロを二塁手が後逸し、樋ノ口がサヨナラの生還。奥は投手亀沢

第94回全国高校野球選手権1回戦 宇部鴻城5―4富山工

(8月11日 甲子園)
 第94回全国高校野球選手権大会第4日は11日、甲子園球場で1回戦を行い、第3試合は宇部鴻城(山口)が5―4で富山工(富山)にサヨナラ勝ちし、初出場対決を制した。宇部鴻城は春夏を通じて甲子園初勝利。

 3回までに4点のビハインドを負った宇部鴻城は、3回1死二塁から3番樋ノ口の右前適時打に相手失策も絡んで2点差に。続く4番金丸も右前への適時打で続き1点差に迫った。5回には無死二、三塁から金丸の適時打で追いついた。

 同点で迎えた9回裏、宇部鴻城は樋ノ口の中前打で1死二塁とし、金丸が初球の高め直球をとらえる。二ゴロかと思われたが、二塁手はこれを後逸。打球が外野へ抜ける間に二走が生還し、劇的な勝利を収めた。

 宇部鴻城のエース笹永は序盤に4失点も回を追うごとに調子を上げ、得意のスライダーを低めに集めて修正。サヨナラ勝ちを呼びこんだ。

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2012年8月11日のニュース