どうする松井 戦力外通告で現状では厳しい移籍先探し

[ 2012年7月26日 06:00 ]

<レイズ・オリオールズ>8回、ベンチから試合を見守るレイズ・松井。その後、チームから戦力外が発表された

ア・リーグ レイズ3-1オリオールズ

(7月24日 ボルティモア)
 レイズは25日、松井秀喜外野手(38)を大リーグ契約の40人枠から外し、戦力外としたと発表した。松井は昨オフにアスレチックスをFAとなり、4月30日にレイズとマイナー契約。5月29日にメジャー昇格を果たしたが、34試合の出場で打率・147、2本塁打、7打点と極度の不振が続いていた。

 松井は昨オフにアスレチックスをFAとなり、4月30日にレイズとマイナー契約。5月29日にメジャー昇格を果たしたが、34試合の出場で打率・147、2本塁打、7打点と極度の不振が続いていた。

 レイズではジョイス、フルドら主力野手の故障者が戦列に復帰したことに加え、24日にはダイヤモンドバックスを戦力外となっていた内野手ロバーツを獲得していた。

 31日(日本時間8月1日)のトレード期限を前に、昨季19本塁打を記録したロバーツを獲得したこともあり、松井は戦力構想から外れた。

 今後、レイズでは松井をウエーバーにかけ、トレードを含めた新たな移籍先を探すと見られるが、現状では獲得に乗り出す球団はないとみられる。

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2012年7月26日のニュース