済々黌18年ぶり夏決めた!2年生エース大竹が3失点完投

[ 2012年7月26日 06:00 ]

<済々黌・必由館>18年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた済々黌は全員でガッツポーズ

熊本大会決勝 済々黌7―3必由館

(7月25日 藤崎台県営)
 済々黌(せいせいこう)の2年生エース大竹が、5試合連続2桁安打と波に乗る必由館打線を3点に抑え、18年ぶり7度目の夏切符をつかんだ。

 最後の打者から三振を奪って試合を締めた左腕は「春のセンバツはテレビで見ていました。甲子園は夢みたいな場所だった」と興奮を隠せない。準決勝では今春のセンバツに出場した九州学院を1―0で完封。「一晩寝たら(疲れが)左脇腹にきていました」と本調子ではなかったが、全6試合に登板し4完投でチームの柱に成長した。数カ月前までは夢だった聖地での登板へ「できれば花巻東と対戦したい。大谷投手は打撃も凄いからやってみたい」と力を込めた。

 ▽済々黌(熊本)県内有数の進学校。OBに東大大学院教授の姜尚中氏。

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2012年7月26日のニュース