ノーシード宮崎工が52年ぶり甲子園 堂免が8回V打

[ 2012年7月26日 06:00 ]

<宮崎工・聖心ウルスラ学園>喜びを爆発させる宮崎工ナイン

宮崎大会決勝 宮崎工5―4聖心ウルスラ学園

(7月25日 サンマリン宮崎)
 実に1960年以来、52年ぶりの甲子園だ。ノーシードから勝ち上がった宮崎工が、快進撃で聖地への切符を手にした。

 聖心ウルスラ学園を相手に4―4で迎えた8回、四死球などで2死一、三塁とし5番・堂免の左前打で勝ち越した。エース長友は疲れで本調子からは遠く、逆転された7回途中でやむなく降板。しかし2番手の関が好救援で追加点を許さず、チームの再逆転勝利へとつなげた。関は「気持ちだけで投げた」と笑顔で話し、岩切隆公監督は「練習してきたことを100%発揮できた」と選手を称えた。前回は前身の宮崎大淀で出場したため、「宮崎工」が夏の甲子園に登場するのは初めてとなる。

 ▽宮崎工(宮崎)前身は宮崎大淀。陸上、柔道なども全国レベル。

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2012年7月26日のニュース