花巻東 大谷 15Kも微妙な1発に泣く 盛岡大付 4年ぶり7回目V

[ 2012年7月26日 12:38 ]

甲子園出場を逃し、試合後涙をぬぐう花巻東の大谷

岩手大会決勝 盛岡大付5-3花巻東

(7月26日 県営球場)
 第94回全国高校野球選手権岩手大会決勝は26日、県営球場で行われ、盛岡大付が、花巻東の160キロ右腕・大谷を攻略し、5-3で勝ち、4年ぶり7回目の甲子園出場を決めた。

 盛岡付大は2回に1点を先制すると、3回には4番二橋の打球が左翼ポール際のきわどいコースに飛び、判定は本塁打で一挙に3点を追加。5回に1点を返されるが、直後の6回に1点を追加し再びリードを広げた。

 花巻東は、準決勝の一関学院戦で最速160キロを記録した大谷が中6日空けての登板。この日は最速156キロの直球にフォークボール、スライダーなど変化球を織り交ぜ15奪三振と力投したが、チーム打率4割5分を超える相手打線の前に5失点。打線は4点を追う9回に2点を入れ追い上げたが、あと一歩及ばなかった。
 

 

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