WBC優勝へ“切り札” トーリ氏が米国代表監督就任

[ 2012年6月15日 09:12 ]

 米大リーグ機構は14日、ヤンキースなどを指揮したジョー・トーリ氏(71)が、来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表監督に就任したと発表した。現在大リーグ機構の副会長を務めるトーリ氏は電話会見で「勝ちたい。若手とベテランが団結することを思い描いている」などと抱負を話した。

 過去2大会で日本が連覇したWBCで、米国は2006年の第1回大会は決勝トーナメントに進めず、09年大会は準決勝で日本に敗れた。

 トーリ氏は松井秀喜外野手(現レイズ)が在籍したヤンキースや、黒田博樹投手(現ヤンキース)が在籍したドジャースなどの監督を歴任。監督として29シーズンで歴代5位の通算2326勝を挙げ、ヤンキースではワールドシリーズを4度制覇した。(共同)

続きを表示

2012年6月15日のニュース