松坂 チームカラー勘違いでスパイク「ダメ出し」

[ 2012年6月15日 06:00 ]

 レッドソックス・松坂が、大リーグ機構から「ダメ出し」を食らった。球団を通じて警告を受けたのは、スパイク。大リーグの規定では、51%以上をチームカラーとすることが義務付けられており、レッドソックスはそのチーム名からは想像できないが実は黒色。松坂がメジャー復帰した9日のナショナルズ戦で使用したスパイクは銀色が基調で、サイドに赤色を配し、黒色は1割にも満たなかった。

 「僕の完全な勘違い。(今までチームカラーは)赤だと思っていた。今までは黒が自然と入っていましたから気にしたこともなかった」。在籍6年目で初めて知った驚がくの事実に苦笑い。次戦登板予定の15日(日本時間16日午前3時20分開始)のカブス戦まで時間がなく、急きょ、自らサイン用マジックで足の甲の銀色の部分などを黒く塗りつぶす作業に追われた。

 この日はキャッチボールなどで調整した松坂は「相手のことよりもまずは自分の投球をすること。(インターリーグだけの)ナ・リーグ相手だから後のことは考えなくていい。使えるものは目いっぱい使う」と話した。

続きを表示

2012年6月15日のニュース