昨秋の雪辱…東浜 4Kも予定通り「打たせて取る投球に徹した」

[ 2012年6月15日 16:20 ]

全日本大学野球選手権第4日 亜大3―0愛知学院大

(6月15日 神宮)
 亜大のエース東浜が4安打完封。初戦の14奪三振とは対照的な4個の三振も、予定通りだといい、「力まないように打たせて取る投球に徹した。直球狙いには変化球でかわした」と振り返った。

 1回1死二、三塁のピンチを二飛、二ゴロで切り抜けると、後は危なげなかった。走者を出しても得点を与えず、愛知学院大の伊藤監督は「術中にはまった」と脱帽した。 

 昨秋の明治神宮大会準々決勝で愛知学院大に0―1と敗れた際、東浜は右肘の調子が悪く登板できなかった。雪辱を期した一戦も、7回の中村篤の2ランまで打線の援護がない、似たような展開。「そんなことも頭をよぎった。前日、昨年の4年生からリベンジを言われていた。得点はうれしかったし、チームで取った勝利」と喜んだ。

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2012年6月15日のニュース