逃げるが勝ち!?ワシントン監督、ダルに敬遠令出すかも

[ 2012年5月12日 06:00 ]

エンゼルス戦に向け、マダックス投手コーチ(左)と話すレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ-エンゼルス

(5月11日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュは、11日(日本時間12日)のエンゼルス戦で今季5勝目を目指す。注目は最強スラッガー、プホルスとの初対決だが、ロン・ワシントン監督は状況次第では敬遠策を指示する可能性を示唆。「別にプホルス1人と対戦しているわけではない。敬遠も勝つためには必要な作戦」と語った。

 移籍1年目のプホルスは打率・198、1本塁打と低迷しているが、指揮官は「必ず上がってくる」と警戒。今季19試合ある直接対決の最初の試合だけに、相手の主砲を勢いづかせないことが重要と考える。実際、昨季のカージナルスとのワールドシリーズでも、プホルスを5敬遠している。

 ダルビッシュはこの日、キャッチボールなどで最終調整。練習後はチームより一足先に本拠地に戻った。プホルスを眠らせたままにしておけるか。結果は今季の両軍の対戦にも影響を及ぼすはずだ。

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2012年5月12日のニュース