成瀬 粘りの投球で3勝目!通算1000投球回も達成

[ 2012年5月12日 06:00 ]

<ロ・ソ>降り注ぐ大輪の花火を背に投球練習する成瀬

パ・リーグ ロッテ6-4ソフトバンク

(5月11日 QVC)
 ロッテ・成瀬が苦しみながらも6回6安打3失点で3勝目を挙げた。序盤に4点の援護を受けながら、制球面が不安定。低めに集める本来の投球が影を潜め、ボールが先行してカウントを取りにいく球を痛打される場面も。

 「直球が右打者の外に抜け、スライダーでカウントを稼ぐしかなかった。捕手の里崎さんも配球が大変だったろう」。3回に2点を失い、6回には内川にスライダーを左翼席へ。それでも最低限の責任を果たした。

 通算1000投球回も達成。「入団時には何とか1軍で投げたいという思いだった。光栄に思う。1500回、2000回と投げていきたい」と節目の記録をかみしめていた。

 ▽成瀬(ロッテ)通算1000投球回 11日のソフトバンク戦(QVCマリン)で達成。プロ野球325人目。初登板は06年5月17日の横浜戦。

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