まだ調整途上…松井、初長打も不満「つかみかねますね」

[ 2012年5月12日 06:00 ]

ツインズ参加マイナーとの練習試合で4打席目に右中間二塁打を放つ松井秀喜

 レイズとマイナー契約を結んでいる松井が、ツインズ傘下マイナーとの練習試合に2戦連続で出場し、実戦初の長打を放った。

 第4打席で右中間二塁打。真ん中外寄りのツーシームを逃さなかった。しかし、会心の当たりにも「つかみかねますね。結果は関係なく、慣れが一番大切」と調整途上を強調した。この日は5打数1安打。第3打席の二ゴロは「スイングは良かった」と凡打にも収穫を見いだしている。一方、第5打席で2年ぶりに対戦したメジャー通算21勝右腕のトンプソンには弱い当たりの左直。前日のワルドロップに続きメジャー経験者には抑えられた。

 11日(日本時間12日)のオリオールズ戦では初めて左翼の守備に就く予定。「実戦を重ねていけば、慣れという意味ではプラスになっていく」。ビザ取得は週明けの14日(同15日)以降になる見通し。3A合流の日取りは未定だが、まずは実戦感覚を取り戻すことに集中する。

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2012年5月12日のニュース