日本ハム終盤猛攻も及ばず…西武、1点差で逃げ切り

[ 2012年5月12日 16:55 ]

パ・リーグ 日本ハム8―9西武

(5月12日 函館)
 日本ハムは1―9の7回に大野、岩舘の2者連続本塁打を口火に反撃を仕掛け、8回にも大野の適時打などで2点を追加。9回には初セーブをかけて登板した西武・涌井を攻め立て、中田、稲葉の連続適時打で2点差とした。さらに1死満塁のチャンスでスレッジの中前適時打で1点差まで詰め寄り、なおも1死満塁。しかし代打・今浪、糸井がともに一ゴロに倒れ、あと一歩で追いつくことができなかった。

 日本ハムは先発の斎藤が大乱調。1回1/3を投げて6安打9失点(自責4)と試合を作れずにノックアウト。2番手の植村がピンチを切り抜けると、榊原、谷元ら救援陣が踏ん張り、3回以降は得点を許さなかった。

 西武先発の石井はベテランらしい要所を抑える投球術で3勝目。6回まで6安打1失点と好投したが、疲れの見えてきた7回1死から甘く入った直球を代打・大野に第1号となる左中間スタンドに運ばれると、続く岩館にも本塁打を浴び、6回2/3、3失点で降板した。

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2012年5月12日のニュース