新庄氏、父と最後の別れ「俺と一緒で凄い人気やね」

[ 2011年8月11日 06:00 ]

父・英敏さんの出棺で遺影とともに車に乗り込む新庄氏

 阪神、日本ハムでプレーした新庄剛志氏(39)の父で、5日に食道がんのためなくなった英敏さん(享年70)の葬儀・告別式が10日、福岡市中央区のメモリード福岡典礼会館でしめやかに営まれた。

 新庄氏は、約200人の参列者を前に「オヤジ、俺と一緒で凄い人気やね。さすが」とあいさつ。故人が、高校時代の新庄氏に打撃用グローブを買い与えるため、自身の造園業用の軍手の購入を我慢して真冬に赤く荒れた手をしていたというエピソードなどを披露した。

 棺には、新庄氏がプロ17年間大事に使ったグラブと、日本ハムのユニホーム、さらに自身が故人にプレゼントしたベルサーチの洋服が納められた。「俺があと3年(現役で)プレーしていたら、オヤジもっと長生きしてたな」と、しんみりした表情で最愛の父に最後の別れを告げた。

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2011年8月11日のニュース