公立対決制した!古豪・徳島商 「逆転の藤代」に逆転勝ち

[ 2011年8月11日 15:24 ]

4回裏徳島商2死一、三塁、岸が左前に勝ち越し打を放つ

第93回全国高校野球選手権大会2回戦 徳島商3―1藤代

(8月11日 甲子園)
 古豪・徳島商(徳島)が、藤代(茨城)との公立校対決を制して3回戦進出。エース右腕・龍田祐は4安打1失点で完投勝利を挙げた。県大会では6試合中5試合で劣勢を跳ね返した“逆転の藤代”だったが、全国の舞台では好機であと1本が出なかった。

 徳島商は初回いきなりワイルドピッチで失点したが、4回に2、3番の連続安打と相手のパスボールで1死二、三塁とすると5番生田の一塁内野安打で同点。なおも2死一、三塁から7番岸が外角スライダーを引っ張り、左前適時打で勝ち越した。

 5回にも3番幸田が三塁線を破る二塁適時打を放って1点を追加。投げては龍田祐が140キロを超えるストレートと鋭いスライダーを武器に9三振を奪い、2回以降を無失点に抑えた。

 ▼徳島商・森影監督の話 中盤にうまいこと点を取れた。龍田祐も落ち着いて自分のペースで投げてくれた。

 ▼徳島商・幸田遊撃手(5回に二塁打で追加点)絶対に(走者を)かえしてやろうという気持ちで打席に入った。芯に当たり抜けろと思った。

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2011年8月11日のニュース