波多野、自己新145キロも「投げるコースなかった」

[ 2011年8月11日 06:00 ]

第93回全国高校野球選手権大会1回戦 日本文理3―14日大三

(8月10日 甲子園)
 日本文理は日大三に力負けし、強打で準優勝した09年の再現はならなかった。大井道夫監督は「相手のバッティングの方が一枚上だった。完敗だね」と潔かった。

 先発の波多野は5回に勝ち越され降板。自己最速を更新する145キロも記録したが「投げるコースがないくらい凄かった」と相手打線に脱帽した。決勝の舞台を知る3年生は今年が最後だが、波多野や2番手の田村、2回に先制ホームを踏んだ早津ら主力に2年生が多く残る。早津は「しっかりチームづくりをしてセンバツを狙いたい」と前を向いた。

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2011年8月11日のニュース