大舞台で真価発揮 プロ注目・川上が満塁弾&ランニング弾

[ 2011年8月11日 13:22 ]

3回表光星学院無死、川上が左越えに満塁本塁打を放つ

第93回全国高校野球選手権大会2回戦 光星学院16―1専大玉名

(8月11日 甲子園)
 県大会では6試合で11打点を挙げたプロ注目の光星学院・川上が、甲子園の舞台でも2打席連続アーチを含む3安打7打点と大当たり。仲居監督は「川上の一発に尽きる。投げても打っても期待に応えてくれてうれしい」と手放しで称賛した。

 3回無死満塁、相手先発・江藤の初球の外角スライダーを完ぺきに捉えて左翼席への満塁アーチ。「入って良かった」と振り返った主将は、5回1死から再び外角のスライダーを打ち上げると、打球を追った中堅と左翼が交錯。ボールが外野を転々とする間に「ベースコーチが腕を回していたので走った」とベースを駆け抜け、大会第11号となるランニングホームランで5打点目を挙げた。

 その後も適時打と犠飛で2打点を追加。投げても6回3安打1失点と好投した右腕は「後ろに(エースの)秋田がいたので、思い切って投げられた」とチームメートに感謝。2回戦で敗れた選抜後、「徹底して振り込んできた」という指揮官は「青森県の野球が全国に通用すると証明したかった。結果につながって良かった」と圧勝を喜んでいた。

続きを表示

2011年8月11日のニュース