ジャンボ、どすこい…過去にもいました巨漢投手

[ 2011年8月11日 06:00 ]

第93回全国高校野球選手権大会1回戦 開星5―0柳井学園

(8月10日 甲子園)
 【巨漢投手アラカルト】

 ▽日大桜丘仲根正広
 1メートル93の長身で「ジャンボ仲根」の愛称で呼ばれた。72年のセンバツは初出場で決勝に進出。決勝では春連覇を狙う日大三を2安打完封し、初優勝を飾った。同年夏は初戦で高知商に敗れた。近鉄にドラフト1位で入団後は野手に転向した。

 ▽横浜商宮城弘明
 79年夏に「ジャンボ」と呼ばれた2年生左腕・宮城が、1メートル93の長身を生かした投球で準決勝までチームを導いた。決勝では優勝した箕島に2―3で惜敗。その後、ドラフト3位でヤクルト入りした。

 ▽青森山田柳田将利
 1メートル76、93キロ。青森山田のエースとして04年夏と05年の春夏の計3度甲子園に出場。05年夏には3回戦に進出した。また05年夏は初戦の智弁和歌山戦、2回戦の国士舘戦で2試合連続本塁打を放つなど、打者としても非凡な才能を見せた。体形からロッテにドラフト1位で入団後は「どすこい」の愛称が付いた。08年に野手転向も同年限りで戦力外通告を受けた。

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2011年8月11日のニュース