久保“鷹データ”に完敗「あんな待たれ方初めて」

＜ソ・神＞３回１死、久保は長谷川に右越えソロを打たれる

交流戦 阪神０－７ソフトバンク

（5月21日 ヤフーＤ）
　交流戦歴代３位の１６勝を挙げていた右のエースも沈んだ。阪神先発・久保が５回０／３を５失点で３敗目（２勝）。３回、長谷川にソロ本塁打を被弾して先制を許した。ソフトバンク先発・杉内の出来を考えれば、次の１点を与えられない状況で迎えた６回、納得できない現実にマウンドで苦笑いを浮かべた。

　先頭の本多に中前打を許すと、続く内川が右中間に適時三塁打。カブレラも左前適時打を放ち、小久保にも中前打と４連打を浴びたところで降板。ややコントロールが甘くなったとはいえ、４人全員に変化球を狙い打たれた。「投げミスじゃなかったけど…。きょうは研究されていた。向こうのスコアラーがよく調べていた。あの高さに投げてフライが上がる時点でおかしい。あんな待たれ方をしたのは初めて」と首をかしげた。「クセか何かバレてるところがあったのか。修正していかないといけない」。打線が低調なだけに、右のエースに求められるレベルは高い。