王会長、被災地で野球指導「元気に力強く生きることを望んでいる」 

[ 2011年5月22日 12:46 ]

釜石中の野球部にサインを書いた色紙とバットを贈るプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長

 プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長が22日、東日本大震災の被災者激励のため、岩手県釜石市内の小学校などを訪問し「災害で亡くなった方も、みなさんが毎日元気に力強く生きることを望んでいる」と呼び掛けた。

 市立釜石中では野球部員45人に身ぶり手ぶりを交えて指導。一人一人の素振りを見ながら「投手が投げるイメージを持って」「アウトコース寄りの球を意識して」とアドバイスしていた。

 津波で家が流された3年生の猪又敬大君(14)は「生活のことや野球を続けていいか悩んだが、家族や友達などの支えのおかげで続けられている。大会で優勝して王さんに報告したい」と話した。

 

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2011年5月22日のニュース