大学オールスター チーム・坊っちゃんが勝利!

[ 2010年8月29日 06:00 ]

一塁コーチを務め、笑顔で指示を出す「チームマドンナ」主将の早大・斎藤(右)

 松山市の要請により、東京六大学にとっても史上初めて開催した坊っちゃんスタジアム開場10周年記念・東京六大学オールスターゲームは28日、愛媛の同球場で行われ、1万3500人の観衆を集めた。

 今春のリーグ戦の順位に応じチーム坊っちゃん(1位・慶大、4位・立大、5位・法大)とチームマドンナ(2位・早大、3位・明大、6位・東大)に分かれて行われ、チームマドンナの先発は地元・済美出身の早大・福井優也投手(4年)が務めた。3回1失点で凱旋登板を果たした福井は「気合を入れすぎて点を取られてしまいましたけど、投げやすかったです」と気持ちよさそうに振り返った。
 試合は立大の田中宗の2ランなどもあり、4―1でチーム坊っちゃんの勝利。勝利監督となった慶大の江藤監督は「いっぱいお客さんも来てくれたし、選手のプラスになったと思う」と話した。

 <斎藤 登録選手で唯一出場せず>早大の斎藤は登録選手中唯一、出場しなかった。26日の国学院大とのオープン戦に完投したばかりとあって疲労が考慮された。それでも試合中には一塁ベースコーチを務めるなど、東京六大学の顔としての役目は果たした。ネット裏では今秋ドラフトで斎藤獲得を狙うロッテの新里スカウトが「ウチは投げても投げなくても関係ないですから」と熱視線を送っていた。

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2010年8月29日のニュース