巨人“ハラタツ”負け!被安打わずか2で失点4

[ 2010年8月29日 06:00 ]

<広・巨>6回、マウンドに足を運んで福田(左)にゲキを飛ばした巨人・原監督だったが、直後に2点本塁打を被弾

 【巨人1―4広島】負けに不思議の負けはない。巨人は広島打線を今季最少タイの2安打に抑えながら敗戦。またも首位から陥落した原監督は「(荒れ球が)持ち味とはいえそろそろ卒業しないとね」と、序盤から制球難を露呈した先発の福田に苦言を呈した。

 福田は初回に1、2番に四死球を与え、嶋に適時打を浴びるなど2失点。6回も四球の走者を置いて広瀬に2ランを許した。結局、チーム被安打は6回途中4失点の福田が許した嶋の適時打と広瀬の一発だけ。無失点のイニングもボール先行でリズムが悪く計6四死球だった。伊原ヘッドコーチが「ジキルとハイド。いいときには物凄い投球をするが、どうしても出足が悪い」と話せば、斎藤投手コーチも「(広島の)4得点のうち3得点が四死球(で出した走者)だもん」と渋面をつくった。

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2010年8月29日のニュース