オリックス3連勝で4位タイに浮上!温存の森山が決勝打

[ 2010年8月29日 17:11 ]

日本ハムに勝利し笑顔のオリックスナイン

 【オリックス9―6日本ハム】オリックスは八回1死からの4連打で3点を勝ち越し、乱打戦に決着をつけた。決勝打を放ったのは、俊足と巧打で2番に定着しつつある森山。一回に進塁打を失敗していただけに「ミスを何とか取り返したかった」と安堵の表情。4位浮上の立役者は「もっと上にいけると思う。何とか3位以内、ではなく、優勝を目指す」と宣言した。

 中継ぎエース建山の攻略には布石があった。1点を追う六回。2死一、三塁で相手は左腕にスイッチ。だが「代打だと思っていた」と話す左打者の森山がそのまま打席に入った。この采配を岡田監督は「建山用や。最初から(勝負は)八回と正田(打撃コーチ)と話しとった」と明かす。ベンチに左打者の代打がいないため、終盤に向けて森山を温存。勝負師の勘がさえ、計算通りの鮮やかな逆転勝利だった。

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2010年8月29日のニュース