強気に出たが…西村監督「そういう野球を今までやっていない」

[ 2010年8月29日 17:09 ]

8回、1番西岡、2番清田(1)と連続三振に終わり、渋い表情のロッテ・西村監督

 【ロッテ1―2ソフトバンク】前日に苦手の杉内から大量点を奪った打線が沈黙した。ロッテは1点止まりで、同率首位から後退。西村監督は「こういう時もある」とさばさばと話した。

 2度、大きな好機があった。1つ目は四回無死一、二塁。「5番打者。終盤だったらバントもあるけど。そういう野球を今までやっていない」と西村監督は強攻策に出たが、福浦は左飛。走者を進められず、後続にも適時打は出なかった。福浦は「進塁打を打ちたかったけど、甘い球が来て安打を狙ってしまった」と悔しがった。6回も無死一、三塁と攻めながら、4番金泰均から3者連続で凡退。勝機を逸した。
 好調だった6番サブローが故障でいないのも、この日は響いた。首位攻防3連戦を1勝2敗で終え、5カードぶりの負け越しとなった。

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2010年8月29日のニュース