森福 救援陣に新戦力!信頼に応える好救援

[ 2010年8月29日 19:22 ]

 【ソフトバンク2―1ロッテ】勝負どころでの登板に燃えている。「気持ちを強く持って冷静にいけたら抑えられる」。ソフトバンクが1点リードの六回無死二塁で救援した左腕の森福が1点も許さず、27日に続いてピンチで起用した首脳陣の期待に応えてみせた。

 最初の井口には右前に運ばれて一、三塁とされたが動じない。4年目の24歳は右打者に外角一辺倒だった以前とは違う。「内角を攻める勇気。打てるもんなら打ってみろという気持ち」で続く金泰均に向かっていった。

 追い込んでからの4球目を外角に投じ、最後は内寄り高めの136キロで空振り三振。続く福浦も三振、今江を二ゴロに仕留めて窮地を脱した。

 これまで1点を争う中盤では甲藤や摂津が投入されていた。「右打者も気持ち良く振らせない。あの回は何かあれば(選択は)森福一本だった」と高山投手コーチの評価もうなぎ上りだ。

 「やりがいのあるピンチで投げさせてくれる」と自信を深める小柄な左腕は、首位攻防3連戦で勝った2試合に登板して計2回2/3を無失点。右投手ばかりの強力救援陣に新たな力が加わった。

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2010年8月29日のニュース