「10」で止まったイチロー 珍しい1日

[ 2010年8月29日 08:44 ]

 マリナーズのイチロー外野手は28日、シアトルでのツインズ戦に「1番・右翼」で先発し、4打数無安打だった。内容は二ゴロ、三ゴロ、一ゴロ、空振り三振で打率は3割9厘。マリナーズは0―1で敗れた。

 ツインズ先発ブラックバーンは典型的なシンカー投手。低めで動く球で打たせてとる術中にはまり、マリナーズ打線は2安打2四球と沈黙した。ブラウン監督代行も「両サイドをうまく使っていた。相手が良かった」と淡々。0―1のスコア以上にチームの勢いが違っていた。
 イチローは3本の内野ゴロと空振り三振で連続試合安打が「10」で止まった。打球を処理したのも3回にハーディが放った右翼線二塁打のみ。珍しく攻守でほとんど動きのない一日だった。(共同)

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2010年8月29日のニュース