元ロッテ助っ人の息子がエンゼルス移籍を拒否

[ 2010年7月29日 09:18 ]

 米大リーグ、カブスの主砲、デレク・リー内野手(34)が打線の補強を狙うエンゼルスへのトレードを拒否したことが28日、明らかになった。大リーグではメジャーに10年以上在籍し、さらに5年以上同一球団でプレーした選手にはトレードを拒否することができる、通称「10アンド5ライツ」という権利があり、リーはこれを行使した。

 リーはロッテで活躍したリー兄弟の弟レオン氏の息子。今季は打率2割4分8厘ながら、今月6日以降の17試合では3割3分3厘と調子を上げていた。今季終了後にフリーエージェント(FA)となるが、関係者によると家族のことを考えて今季終了までカブスに残ることを選択したという。(共同)

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2010年7月29日のニュース