阪神 記録に表れないミス連発

[ 2010年6月5日 19:00 ]

 【阪神4―9オリックス】失策を示す「E」の文字が点灯したのは1度。だが記録には表れないミスの連発で阪神は痛い星を落とした。

 3―3の七回1死一、二塁で、代打・田口の遊撃へのゴロを鳥谷がお手玉。普通に捕っていれば併殺でこの回が終わったところを、二塁封殺しかできなかった。続く後藤、T―岡田の連打で3失点。久慈守備走塁コーチは「あれで流れがすべて向こうにいった」と嘆き、鳥谷は「ゲッツーをとらなきゃいけないところ。ミスです」と悔やんだ。
 その裏に1点を返したが、八、九回にもまずい守備が絡んで3点を失い、反撃ムードはしぼんだ。勝てば3連勝で交流戦の勝率を5割に乗せていたが、勢いに乗り切れない。真弓監督は「もつれた試合を何とかとっていかないと、交流戦では勝てない」と厳しい表情を浮かべた。

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2010年6月5日のニュース