福岡第一 3カ月の対外試合禁止で夏の大会アウト

[ 2010年6月5日 06:00 ]

 日本学生野球協会は4日、審査室会議で大学1件、高校13件の処分を決めた。部員4人による部内での暴力や喫煙などが発覚した88年夏の甲子園準優勝校の福岡第一は、8月11日まで3カ月の対外試合禁止となり、今夏の福岡大会への出場が不可能になった。同校はすでに福岡県高野連に対し、出場辞退を申し入れている。

 また、以前に他校で謹慎処分を受けながら、再び部員に暴力を振るった賀茂(福岡)の監督は2年間の謹慎。入学前の中学生を練習試合などに出場させた足利南(栃木)の監督は1年間の謹慎処分となった。対外試合禁止処分を受けた高校は次の通り。

 ▽足利工大付(栃木)4月22日~5月21日=部員の部内暴力
 ▽浦和北(埼玉)5月11日~6月10日=部員の部内暴力・いじめ
 ▽波崎(茨城)5月9日~6月8日=部員の部内暴力
 ▽新座柳瀬(埼玉)5月9日~6月8日=部員の部内暴力
 ▽水戸農(茨城)5月27日~6月26日=部員の金銭強要
 ▽浜田水産(島根)5月14日~6月13日=部員の暴力、喫煙
 ▽福岡第一5月12日~8月11日=部員の部内暴力、喫煙

続きを表示

2010年6月5日のニュース