松井秀先制2ランなど3打点 イチローも3安打

[ 2010年6月5日 11:23 ]

マリナーズ戦の2回、右越えに先制の2ランを放つエンゼルス・松井秀

 マリナーズ―エンゼルスは4日、シアトルで行われ、エンゼルスの松井秀喜外野手は「5番・左翼」で先発。2回に先制の8号2点本塁打を放つなど4試合連続の複数安打で3打数3安打3打点と活躍した。内容は8号右本塁打(打点2)、一塁内野安打(打点1)、四球、中前打で代走を送られて退いた。打率は2割6分5厘。

 「1番・右翼」で先発したマリナーズのイチロー外野手は第1打席の中前打で8試合連続安打を記録。3回は内野安打、5回は中前適時打して出塁したがいずれも生還できず、あと1としている大リーグ通算千得点達成は持ち越した。4打数3安打で内容は中前打、二塁内野安打、中前打(打点1)、二ゴロ。打率は3割5分。試合はエンゼルスが7―1で勝った。

 <イチローの打席>1回の第1打席はフルカウントからの6球目を中前打。8試合連続安打を記録した。3回の第2打席は先頭打者で登場し、二塁内野安打でマルチ安打を記録。しかし、2番フィギンズが三ゴロ併殺打に打ち取られ、イチローの得点はならなかった。5回2死二塁での第3打席ではセンター前タイムリー。2番フィギンズの打席では盗塁にも成功した。第4打席は7回2死無走者の場面で二ゴロに終わった。

 <松井秀の打席>2回無死一塁で迎えた第1打席、カウント2―2から内角の低めを強振。イチローの頭上を越える先制8号2ランとなった。第2打席は3―0の3回2死一、三塁から一塁強襲のタイムリー内野安打。イズタリスが生還し、エンゼルスが4点目を挙げた。6回1死の第3打席では四球。8回には先頭打者で登場し、センター前にヒットを放った。

 ▼松井秀の話 本塁打は追い込まれてから緩い球にうまく対応できた。(6月入って絶好調)バランス、タイミングが少しずつ良くなってきた。まず芯でとらえることが大事。それができているのがいい。ここ数試合のような打撃がずっとできればいい。それが勝ちにつながればいい。続けていきたい。

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2010年6月5日のニュース