岡田監督“暗黙の掟”破った藤川俊にキレた

[ 2010年6月5日 06:00 ]

<神・オ>岡田監督は厳しい表情で試合を見つめる

 【オリックス2-6阪神】完敗を喫したオリックス・岡田監督の怒りの矛先は、阪神・藤川俊に向けられた。5点リードを許していた7回1死一、三塁で、代走の藤川俊が二塁へ走った。得点差、さらにオリックスバッテリーが無警戒だったことで、記録員は盗塁とは認定しなかったが、この走塁に指揮官がキレた。

 「5点差でな…。あれは大変なことをやってしまったな。こっちは負けを認めているのに」。あの場面でも走ること自体はルール違反ではない。しかし、プロ球界の“暗黙の掟(おきて)”を破った人間を、たとえルーキーとはいえ許すことはできなかった。直後には「あしたも試合があるのにな」と意味深な言葉と不穏な空気を残し、球場をあとにした。

 これでオリックスは交流戦が始まった2005年以降、甲子園では1勝10敗1分け。この日も15安打を浴びた投手陣に、3併殺を喫する拙攻。08年までは阪神側だった岡田監督は「完敗やんか。あんだけ打たれて、こっちが打てんのやから」と自軍の選手の不がいなさにもいら立ちを隠せなかった。

 ≪“ドラ1”古川プロ初登板≫オリックスのドラフト1位左腕・古川がプロ初登板を果たした。5点を追う8回、3番・マートンから始まる主軸相手の登板となったが、ブラゼルを空振り三振に、城島を三ゴロに仕留めるなど無安打。「1試合1試合、点を取られないようにしてちょっとずつ信頼を得るようにしたい」と左大胸筋筋挫傷で出遅れた分、取り返すつもりだ。

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