「便秘治った」岩村 2戦連続で出た!

[ 2010年5月25日 11:50 ]

レッズ戦の1回、中前打を放つパイレーツ・岩村

 パイレーツの岩村明憲内野手は24日、シンシナティでのレッズ戦に「1番・二塁」で出場し、4打数1安打だった。内容は中前打、遊ゴロ、遊ゴロ失、四球、二ゴロで打率は1割6分3厘。チームは5―7で敗れた。

 前日、41打席ぶりの安打を含む2安打を放った岩村が、1日以来の2試合連続安打を放った。1回、先頭で中前へ。「今日が大事だというのは分かっていた。全打席、アプローチは悪くなかった」と納得の表情を浮かべた。

 レッズの先発右腕ハラングに対し、カウント1ストライクからの2球目、チェンジアップをうまくさばいた。苦しんだ時期を乗り越え「便秘が治った気分。自分のリズムで入っていけばチームのためにもなるので、難しく考えすぎないように気を付けた」。持ち前の積極性を発揮した。

 2―7の7回1死一塁では一転、粘って四球を選び、打線の反撃につなげた。「球を見ていく必要もあるし、打てる可能性のある球だけに絞っていきたい」と、球を見極める余裕が出てきた。

 二塁の守備でも8回、無死一塁で中堅へ抜けようかという鋭い当たりを横っ跳びで好捕し、併殺にした。岩村が、攻守に元気を取り戻した。(共同)

続きを表示

2010年5月25日のニュース