序盤の大量失点に淡泊な攻め…ロッテ今季初の零敗

[ 2010年5月25日 22:24 ]

 【ロッテ0―8阪神】四回までに8点を失った。大量リードを許し、自慢の打線も淡泊な攻めになっていく。ロッテは49試合目にして今季初の零敗を喫した。

 一回から重苦しかった。先発の小野が1点を失い、なお2死一塁でブラゼルの強烈な打球を右肩に受ける。そのまま降板し、急きょ登板した川越が死球に連打で3失点。けがで約1カ月ぶりのマウンドとなった川越は二回に2点、四回にも2点を失い「何を言っても言い訳になる。修正できずに終わった」と責任を背負い込んだ。
 チーム打率が3割に迫り、つながる打線がこの日は散発4安打に終わった。併殺打も三つ。3人で攻撃を終えたのが、6度もあった。西村監督は「そういう時もある。切り替えが大事」と努めて明るく振る舞った。

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2010年5月25日のニュース