亀井復活弾！長野との２者連続アーチだ

＜巨・オ＞８回、長野に続き亀井は二者連続となる右越えソロを放つ

　【巨人６－４オリックス】巨人の亀井が長野との２者連続アーチで試合を決定づけた。

　「左ひじ関節挫傷」からの復帰後、４試合連続の先発起用に応える一発は、平野の低め直球を右翼席に運ぶ２号ソロ。思い切ってグリップの位置を下げたフォームで結果を残し、「苦しかったけど、コーチも毎日付きっきりで練習に付き合ってくれたし、監督が使ってくれたので何とかしたかった」と感謝した。

　≪由伸９８９日ぶり「３番」で仕事≫巨人の高橋が小笠原に代わって「３番・一塁」で先発した。５回１死一塁ではチャンスを広げる中前打。７回１死一、三塁では左犠飛で貴重な追加点を挙げ、０７年９月８日の阪神戦（東京ドーム）以来、９８９日ぶりの３番で役目を果たした。自身は「（特別なことは）なかったよ」と淡々と話したが、代役に指名した原監督も「あの外野フライ（犠飛）は大きい」と称賛した。

　▼巨人・ラミレス（初回にリーグ単独トップに立つ１６号２ラン）小笠原さんがプレーできないのは大きな痛手だったけど、勝てて良かった。本塁打でチームに貢献できた。

　▼巨人・内海（７回途中２失点で勝ち投手の権利を持って降板も、勝ち負けつかず）悔やまれるのは、点をもらった後の（バルディリスの）本塁打。その後は粘り強く投球できたと思う。だいぶ開幕当初の調子に近づいてきた。