16試合ぶり左翼先発 松井2試合連続打点

[ 2010年5月24日 06:00 ]

カージナルス戦の3回、右前に2点適時打を放つエンゼルス・松井秀

 エンゼルス・松井は22日(日本時間23日)のカージナルス戦に、5日のレッドソックス戦以来16試合ぶりとなる左翼で先発出場。4―2と逆転した直後の3回1死二、三塁から2点右前打で10―7の勝利に貢献した。

 「外野フライでも1点だったし、内野も前進守備じゃなかった。とりあえず当たれば何かあるんじゃないか」と初球の148キロを右前へ運んだ。4月18日以来1カ月ぶりとなる出場2試合連続打点には「打撃は全体的にはまだまだ。ズレやミスの割合が減っていけば」と打撃は復調途上であることを強調した。
 今季交流戦で初の守備。昨季ヤンキースでは左ひざ痛で1試合も守備に就けず、敵地交流戦は代打要員だった。この日は守備機会こそなかったが、主に外野で通算打率・294は、DHとしての同・276より高い数字を残している。23日(日本時間24日)は再び左翼先発をリベラに譲る。打撃に効果がある守備に就くために、松井自身がこだわる出場機会をより確かなものにするためにも。まずはバットで周囲の信頼を取り戻すしかない。

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2010年5月24日のニュース