荻野貴、長期離脱も…西村監督が示唆

[ 2010年5月24日 06:00 ]

 ロッテのドラフト1位・荻野貴司外野手(24)が23日、右ひざ痛のため出場選手登録を抹消された。24日にも千葉県船橋市内の病院で精密検査を受ける。西村監督は「病院でチェックしてもらわないとはっきりしない。しっかり治さないと持病になってしまう。復帰までの日数は分からない」と長期離脱の可能性を示唆した。

 荻野貴は21日のヤクルト戦(千葉マリン)の初回、二盗を決めた際に右ひざを強打。同日はフル出場したものの、翌日に痛みが激しくなったため22日の同カードを今季初めて欠場した。今回の大阪遠征には帯同せず、この日はさいたま市内の合宿所で静養に努めた。
 開幕から「2番・中堅」として21日まで全46試合に先発出場した荻野貴は打率・326をマークし、両リーグトップの25盗塁、21犠打。西村野球の象徴としてブレークし、新人王の有力候補に躍り出ていた。西村監督は「スローガンの“和”の通り、みんなでカバーしていく」と話した。

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2010年5月24日のニュース