「球団最年少4番」T―岡田 復帰初戦で猛打爆発

[ 2010年5月24日 06:00 ]

<巨・オ>2回2死一、二塁、T-岡田が左越えに3ランホームランを放つ

 【オリックス7―3巨人】12日ヤクルト戦で左足首を捻挫して、出場選手登録を外れていたオリックスのT―岡田が復帰初戦で猛打爆発だ。

 プロ5年目で自身初、オリックス球団として最年少となる22歳で4番に座ると、9号3ランを含む自己最多の4打点。「4番(起用)はびっくりした。打順はあまり気にせず、つなぐことだけ考えた」と言いながらも、4番の働きをした。初回に高めの直球を中前へはじき返す先制打。2回には、2死一、二塁となった直後の初球を冷静に力みのないスイングで左翼席に運んだ。下半身はステップせずに体重移動だけ、というぶれを防ぐ新フォームで好結果を続けていただけに「(離脱中も)打撃の感覚だけは忘れないようにしていた」と言う。長く4番を張り、自身も師と仰いでいたローズが退団。そのローズと同じ形状のバットを使うT―岡田が、セ・リーグ首位の巨人を叩きのめした。

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2010年5月24日のニュース