阪神、連敗止めた!3度目サヨナラ勝ち!!

[ 2010年5月24日 22:52 ]

 【阪神5―4ロッテ】阪神は今季3度目の劇的なサヨナラ勝ちでようやく連敗を止めた。序盤にリードを奪いながら、もつれる試合を制した真弓監督は「何とか最後まで粘って、やっと1点を取れた」。4試合ぶりの白星の味をかみしめるように言った。

 九回に薮田を攻め立てた。1死からマートンが右前打で出ると、すかさず二盗。新井、葛城の連続四球で満塁となり、球場のボルテージが最高潮に達した。ここで「みんながつないでくれたチャンス。どんな形でもと思っていた」と打席に向かった城島が中犠飛を放ち、試合を決めた。
 3連敗中の重苦しい雰囲気を振り払うように、指揮官は打順、守備位置と大胆に布陣を変更して臨んだ。意図については「いろいろあるけど、詳しくは言えない」と言葉を濁したが、三回までに4点を奪ったことを考えれば、この日に関しては一定の効果があったと言っていいだろう。
 問題は苦しみながらもぎ取った勝ち星を今後につなげられるかだ。お立ち台の城島は「一つ勝っただけじゃ、借りは返せない。交流戦は負け越してる」と強気に言い放った。その目には連勝しか見えていないようだった。

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2010年5月24日のニュース