広島 苦手払しょくへ戦力出し惜しみせず!

[ 2010年3月2日 06:00 ]

 開幕前哨戦で苦手意識を払しょくだ。広島の2日のオープン戦は、開幕カードの中日との対戦。

 昨季は中日戦球団ワーストの13連敗を含む8勝16敗と大きく負け越した。先発・前田健に続き、2番手には新戦力のアルバラードを起用するなど戦力の出し惜しみはしない予定。野村監督は「今までみたいに“広島くみしやすし”とは思われたくない。こっちの(苦手)意識をなくして、向こうに意識を持たせないと」と竜叩きに意気込んだ。

 ≪横山帰ってきた≫広島のベテランが、相次いで戦列に戻ってくる。左太もも裏肉離れのため、3軍調整を続けていた横山が1軍に合流し、約50球の投球練習を行うなど着実な回復ぶりを披露した。大野ヘッド兼投手コーチは「2回くらい打撃投手で様子を見て、(今月)10日すぎくらいからはオープン戦に入れる」と見通し、右腕セットアッパーも「(シーズンの)初めから最後までやりたいというのは自分の目標」と開幕を視野に入れる。なお、左ふくらはぎ痛で開幕が危ぶまれている高橋も同様のプロセスを経て、実戦マウンドを目指す構えだ。

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2010年3月2日のニュース