機動力生かすソフトバンク 積極的に盗塁にチャレンジ

[ 2010年3月2日 23:04 ]

 【ソフトバンク1-2西武】ソフトバンクは三つの盗塁を決めた。一回の本多は先頭で内野安打を放ち、直後に二盗に成功。三回の長谷川は同じく先頭で出塁して2死後に盗塁し、捕手の悪送球を誘って三塁に到達。七回は川崎が二塁を陥れた。秋山監督は「走れる人はどんどんチャレンジして走っていい」と歓迎した。

 本多は七回にけん制で戻れずアウトになったが、今は投手との間合いを計っている段階だ。今季は盗塁王4度の経験がある大石ヘッドコーチが就任。昨季10盗塁だった長谷川は「どんどん走っていきたい」と意欲的で、リーグトップだった総盗塁数はさらに増えそうだ。
 この日は犠飛による1点のみ。チーム内では本多を中心に「足が遅い速いは関係なく、スタートを切ることが第一歩」との話が出ているという。打線が湿った時でも、積極的な盗塁企画は相手の脅威になる。

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2010年3月2日のニュース