筒香　「村田バット」で開幕１軍だ

青空の下、卒業証書を手に笑顔の横浜・筒香

　横浜ドラフト１位の筒香が「村田バット」で開幕１軍を引き寄せる。横浜高の卒業式に出席したスラッガーは、高校生活に別れを告げると、もう戦闘モードに切り替わった。

　「いろいろ試したけど、村田さんのバットでいこうと思います。振った感覚と打球が一致した」。１月の入寮時に約２０本のバットを持参した。しかし、キャンプ中に村田から譲り受けた９６０グラムのバットがしっくりきた。今後は同型をベースにメーカーに発注していく方針で、同校の小倉野球部長からも「バット、いいみたいだね。外国人ではなく日本人の本塁打王になってほしい」とエールを受けた。

　２日、新人研修会に出席し、３日のロッテとのオープン戦（千葉マリン）から開幕１軍に向けて再スタートを切る。

　≪清水　凱旋登板で「ベンチ間違えないように」≫横浜の清水が３日、ロッテとのオープン戦（千葉マリン）で凱旋登板する。１０年間在籍した古巣との一戦に「今の自分を見せたい。間違って向こうのベンチに戻らないようにしないとね」。開幕投手に内定している三浦とのダブルエースとして開幕ローテーション入りは確実の右腕は、今季からシュートにも挑戦する。「オープン戦で投げておかないと飯が食えないし、チームも上に行けないので」と気合十分だった。