金泰均 ヨナに感動!スープ全部こぼしちゃった

[ 2010年3月2日 06:00 ]

<中・ロ>バックスタンドにソロを叩き込んだロッテ新外国人・金泰均

 【ロッテ4-4中日】新外国人・金泰均がキム・ヨナ効果で1号ソロを含む3打数3安打。2回にオープン戦7打席目で初安打となる二塁打を放つと、4回は一時勝ち越しとなる中堅右へ130メートル弾。6回も中前打して開幕4番に期待する首脳陣を安心させた。

 「シーズン中なら、やっと打てた時はうれしいかもしれないけど今はオープン戦。記録にも残らないし大きな意味はないと思う」。あくまで照準は20日の開幕戦。球団公表を10キロ超える110キロで来日した際より体も確実に絞れてきた。名古屋入りした2月26日、バンクーバー五輪の女子フィギュアスケートで母国のヒロイン・キム・ヨナが金メダルを獲得。夜に韓国料理店で食事をした際、テレビのVTRで見て「凄く上手で、ビックリして飲んでいたスープを全部こぼしてしまいました」という。「若いのに凄い重圧の中で結果を出したのを見習いたい」。新大砲も重圧を打ち破って異国の地で「金メダル」を獲りにいく。

 ▼ロッテ西村監督 金泰均は疲れているかと思っていたけど疲れていなかったね。打撃のバランスを修正できている。今岡は初球から打つ姿勢がいい。最初から期待しています。

 ≪今岡も代打弾≫ロッテにテスト入団の今岡が6回に代打で登場。オープン戦5打席目で初安打となる1号ソロを放った。昨年最多勝右腕、吉見の初球、外角高めのボール気味の直球を左翼席へ運んだ。「初安打なので気持ちが楽になったかも。少々のボール球でも打ちにいくのが自分のスタイル。振っていくことが持ち味だから」。新天地では代打や指名打者、一塁の守備など不慣れな出場が続くが、開幕スタメンの可能性も十分にあり「阪神時代とは違う。調子とか言ってられない。何でもする覚悟ですし、どんな役割でも貢献したい」と前を向いた。

続きを表示

2010年3月2日のニュース