大田 雄星打ちで開幕1軍アピールだ!

[ 2010年3月2日 06:00 ]

打撃練習中、橋本(右)とふざける大田

 巨人・大田が雄星打ちで開幕1軍切符をもぎ取る。巨人2軍は1日、宮崎でキャンプを打ち上げた。主力組のA班スタートながら、実戦で結果を残せず降格していた大田は明るい表情で1カ月のキャンプを振り返った。

 「まだ時間はあるし、開幕1軍を目指したい。そのためにも結果を残したい」

 イースタンは2日から教育リーグがスタートするが、9日の西武戦(西武第2)ではプロ初の実戦のマウンドに上がるドラフト1位左腕、雄星と対戦する可能性が高い。東海大相模2年秋に当時花巻東1年の雄星と練習試合で対戦した。1打席だけだったが「四球かどん詰まりのゴロだった」。約2年半ぶりの再戦に「球場はお客さんでいっぱいでしょうね」と笑いながら「野球は投手有利のスポーツだけど、絶対に打ちたい」ときっぱり。注目の舞台でプロの先輩の貫禄を見せるとともに、自身の1軍入りをアピールする。

 キャンプ打ち上げに際して(1)自分のプレーに自信を持つ(2)焦らずプレースタイルを変えない(3)時間を無駄にせず野球漬けになる、をスローガンに掲げた。原監督は「チャンスはまだまだある。可能性を大きく持って伸びてもらいたい」と大田に期待を寄せる中、岡崎2軍監督は「結果を残せば原監督に推薦したい」と明言した。まだチャンスはある。大田は開幕1軍、開幕スタメンをあきらめてはいない。

 ≪土本 1日4食で体重アップ!≫巨人ドラフト3位右腕の土本が、1日4食で体重アップを図る。3日からのオープン戦は全戦帯同が決まっているが、1軍キャンプではハードな練習の連続で「体重は2キロ落ちて70キロに減りました。しっかり食べていたんですが」と告白。慣れない環境にも戸惑い、体重は減る一方だった。投球練習や試合では「体重が軽くなると球の重みもなくなる」と実感しただけに、増量は必須。将来的には80キロ台を目標としているが「夜食を取って体重を増やしたい」と、まずは食事回数を増やしてキャンプで減った分を取り戻す。

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2010年3月2日のニュース