五十嵐にメジャー契約オファー届いた

[ 2009年12月9日 06:00 ]

 ヤクルトからFAとなった五十嵐にメジャー契約のオファーが届いていることが、分かった。

 関係者が「1年のメジャー契約のオファーがあった。(06年オフに手術した)右ひじの問題も全くないし、去年は1年間セットアッパーとして活躍した評価はしてくれている」と明かした。パイレーツ、ジャイアンツ、レンジャーズ、オリオールズなどが獲得リストに入れている。
 さらに、この日は旧球団から年俸調停申請されたFA選手の回答期限日で、ロッキーズのベタンコート、ブレーブスのソリアーノの中継ぎ投手が受け入れ、残留が決まった。FA市場から有力な中継ぎ投手2人が消えたことで、五十嵐の注目度が今後さらに高まるのは間違いない。(奥田秀樹通信員)

 <残留は3選手にとどまった>大リーグはこの日、旧球団の年俸調停オファーに対するFA選手の回答期限となったが、これを受け入れて残留したのは3選手にとどまった。ベタンコート、ソリアーノのほか、パバーノ(ツインズ)が受け入れた。3人は年俸調停の公聴会を経て、来季年俸が決まる。先発投手のラッキー、外野手のベイ、ホリデーといった大物選手は受け入れを拒否した。

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2009年12月9日のニュース