イチロー、復帰初戦でいきなりマルチ!

[ 2009年9月2日 11:26 ]

エンゼルス戦の3回、中前打を放つマリナーズのイチロー。投手サンタナ

用心に用心重ね…イチローが帰ってきた!

「ビッグプレーだ」城島の送球をワカマツ監督が絶賛

「この先もあるな」イチロー、手応えの復帰戦

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は1日、シアトルでのエンゼルス戦に「1番・右翼」で9試合ぶりに出場、第2打席で中前打、第3打席では右前打を放った。メジャー通算2000安打まであと9本、9年連続200安打まではあと14本となった。1回の第1、第4打席はともに二ゴロで4打数2安打。打率は3割6分。
 城島健司捕手は「7番・捕手」で出場し、2打数無安打1四球だった。内容は遊ゴロ、三飛、四球で打率は2割3分8厘。マリナーズは2―1で勝った。
 イチローは8月23日のインディアンス戦でふくらはぎの張りを訴えて途中交代。24日のアスレチックス戦から8試合連続で欠場していた。

 ▼イチローの話 (9試合ぶりの実戦)ずっとダッグアウトとかで気持ちを入れていたので、ゲームに対しての違和感はないですね。(プレーボール直前、一番にグラウンドに飛び出していったときの気持ちは)やっぱり空気が澄んでいる。景色もいいし、自分がいるところだ、と思うわね。(8試合欠場をどう受け止める)最後の1カ月だから、そんなことは考えない。きょうからの30試合と考えている。

 ▼城島の話 (俊足フィギンズの二盗を阻んだプレーを監督が絶賛)そこしか褒めるところがないんやろ。(イチローの戦列復帰に)やっぱり“顔”ですから。ファンや監督も安心するだろうし、僕だって落ち着くしね。そういうのはチームにとって大事です。

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2009年9月2日のニュース