ソフトバンクが快勝!終盤の3本塁打で突き放す

[ 2009年9月2日 21:18 ]

 【ソフトバンク6-1オリックス】ソフトバンクにとって、うっぷんを晴らす勝利だった。過去6試合の得点はすべて3点以下。4試合本塁打がなかったチームが終盤の長打攻勢などで快勝。秋山監督は「松中の一発はすごかったし、田上の一発も効いた。多村のも完ぺきだった」と目を細めた。

 六回2死一、三塁のピンチをしのいだ直後の攻撃だった。「出塁しようとバットを短く持った」という先頭の田上が内角球をとらえ、左越えに19号ソロ。「結果的にホームランでよかった」と貴重な追加点を喜んだ。
 七回は松中と多村の2者連続アーチ。右ひざ痛を押して2戦連続で先発出場した松中は21号2ランに「追加点がとれたのが何より」と喜びをかみしめ、豪快な15号ソロで続いた多村も「松中さんが打った後でチームに勢いがあった」と話した。
 1試合3本塁打はクライマックスシリーズのマジックが今季初点灯した8月13日以来。低調だった打線の奮起は巻き返しに向けて欠かせない。首位とは5・5ゲーム差だが、「すべて勝つつもりでやる」と田上。まだ逆転優勝はあきらめていない。

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2009年9月2日のニュース