黒田 脳の機能に異常なしも頭痛、めまい続く

[ 2009年8月19日 06:00 ]

 15日ダイヤモンドバックス戦で右側頭部に打球を受けたドジャースの黒田は、本拠ドジャースタジアムで脳の機能を確かめる各種テストを受け、異常がないことが確認された。図形や数字を見ての記憶力を見るもので、専門医の診断は「軽度の脳振とう」。バイクマシンをこいで心拍数を上げた状態でも、変化は見られなかった。ただし、まだ頭痛やめまいが出ており、練習には参加せず帰宅。18日にもロサンゼルス市内で神経科医の診察を受ける予定で、コンテ・トレーナーは「脳の問題なので、100%の状態に戻らないと復帰させられない」と説明した。

 トーリ監督はあらためて次回先発の回避を明言したが、脳の検査で問題がなかったことには安どの様子。「彼に話しかけたら、通訳が訳す前に理解していた。何が起きたんだ?」とジョークを口にしていた。

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2009年8月19日のニュース