岩田が7回に崩れる…阪神、痛い逆転負け

[ 2009年8月19日 22:18 ]

 【阪神2-4ヤクルト】2―1の7回だった。阪神の岩田は自らのミスもあって3点を失い、逆転を許した。「負けてしまったんで…」と左腕は言葉をのみ込んだ。

 この回、先頭の野口に中前打を許した。田中の投前への送りバントを二塁に送球して野選とし、自分でピンチを広げた。続く相川のバントを新井が一塁に悪送球して無死満塁。代打吉本を二ゴロに抑えたまでは良かったが、ここから押し出し死球に犠飛で2点。さらに暴投で3点目を与えた。この回、許した安打はわずか1本だった。

 1点を守りにいって、逆に失点を増やした。「ミスは失点につながる。競り合い、守り合いで、弱いところを見せている」と真弓監督は悔やみ切れない様子だ。

 9・5ゲーム差で迎えた3位ヤクルトとの3連戦。初戦を制した後「明日が大事」と選手は声をそろえていた。誰もが3連勝を狙っていただけに、痛い1敗となった。

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2009年8月19日のニュース