掛端9回力尽く…「バテてしまった」

[ 2009年8月19日 06:00 ]

 【札幌一5-8智弁和歌山】6回までは低めを突く投球で3安打に抑えていた札幌一エースの掛端が、9回に力尽きた。「最後は粘りたかったが、(終盤は)バテてしまった。勝っている状況だったのに申し訳ない。相手の打線が上だった」と肩を落とした。初出場した02年も1回戦で智弁和歌山に敗れており、菊池監督は「悔しいだけ。向こうの執念が上回った」と無念の表情。相手のミスで先制し、好機で1本が出て加点する理想的な展開だった。しかし5回以降は1安打に抑えられ「中盤で何とか1点というところで、投球を立て直してきた」と相手のエース岡田の力を素直に認めた。7年前の雪辱はならず、北海道勢の甲子園春夏通算100勝目も逃げていった。

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2009年8月19日のニュース